90年代を代表する劇・・・その3
映画 レント
舞台美術は、グレーの壁を背景に金属パイプや鉄骨でセットが組まれ、ダウンタウンの雰囲気をよく出している。
バンドもステージ上で演奏し、出演者はヘッド・フォン型マイクを付けて歌い踊るという演出で、ライブのノリのシーンもある。
だが、音楽はロック一辺倒ではなく、バラード、ポップス、タンゴまで変化に富んでいて、耳に残る曲が多い。
テーマ曲とも言える〈シーズンズ・オブ・ラヴ〉、ゲイのカップルが互いへの愛を込めてデュエットする〈アイル・カヴァー・ユー〉などは、スタンダードになっていいほどの名曲だ。